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景色が変わる

[2020.12.19]

院長の松岡です。

連日の雪により冬景色です。日本海の水温上昇に伴う大雪の様ですね。今年も2週間を切りました。駆け込み健診異常で来院される方が増えており、お一人お一人しっかり対応させて頂いています。

良く頂く質問

外来時に皆さんからよく頂く質問に「便潜血陽性でしたが、癌があるという事ですか?」があります。診察時にお話しさせて頂いていますが過去の当院のブログを参照頂けましたら理解が進むと思います。さすがに我々は予言者ではありませんので診察時に上記の質問の有無を断言できません。検査を受けて頂かなければはっきりとした結論は出せません。結論は確率の問題であり内視鏡検査を受けて頂くことで皆さんからの答えがでます。

10月から消化器外科の先生にご相談させて頂く症例が本当に多く、当院のスタッフはもちろん私自身も驚いています。進行した病変でも腸管閉塞が無ければ貧血も認めず、腫瘍マーカーの上昇もありません。もちろん自覚症状は皆無です。ですので大腸カメラを受けたことのない方で便潜血陽性の方はご自身と大切なご家族のために内視鏡検査を受けて頂くことを強くお勧め致します。

景色が変わる

開業してから自身の体調管理には十分気を付けていましたが先日、胃腸不良に見舞われました。毎日多くの患者さんの診察・検査を行わせて頂いていますが、自身が体調不良に陥り、改めて当院を受診される皆さんの気持ちを再確認できました。今回の胃腸症状は症状から自身で診断でき、速やかに改善を認めましたが、改善するまでは非常に不安でした。スタッフからの励ましが本当に心強く、まさに「病は気から」を実感しました。当たり前のことですが病院は体調不良(非日常、非常事態)で来院される方ばかりです。どんな時でもしっかり対応できるよう準備していかねばなりません。時間が経てばどうしても上記の気持ちが薄らいでしまいがちですが、出来るだけ「皆様の訴え=自身の訴え」ととらえることが出来るにはどうすればよいかを考えていきたいと思います。

 

当院は消化器・胃腸疾患を主体とした内視鏡内科です。消化器以外の主訴で来院される方におかれましては当日の検査の込み具合次第では対応しかねることがございます。数名のスタッフで診療を行う消化器内科という特性をご理解頂けましたら助かります。

下咽頭癌・食道癌・胃癌・十二指腸癌・大腸癌(結腸癌・直腸癌)・肛門管癌などの消化器癌、胆嚢癌・胆管癌・膵臓癌などの胆膵系癌、逆流性食道炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群・便通異常(下痢・便秘)・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)、血便・粘血便、下血、腹痛、胃アニサキスなどが心配な方はお気軽にご相談下さい。よろしくお願い致します。

 

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