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日々、医療技術のアップデートを行っていきます。

[2019.07.11]

院長の松岡です。

先日いつもお世話になっている総合病院で大腸カメラ検査をさせて頂いた際、とても挿入に難渋する症例を検査させて頂きました。様々な合併症がある基礎疾患が多い方であり、一般的には開業医では無理を行いませんが、進行がんを疑うため全身状態に十分配所を行いながら検査を行います。しかしながら持ち合わせている技術を駆使してもあるところから一向に挿入出来ませんでした。すかさず特殊な内視鏡に切り替えることで時間がかかりましたがしっかり検査することでき、読み通り結腸の一番奥に病変を認め治療へ前進することが出来ました。コメディカルを含めた内視鏡室全体のチームワークが紡ぎだす技術力と思います。

また、日頃学会等で症例報告されているトピック等も、経験豊かな熟練した内視鏡医から指導頂け、情報のアップデートできる環境にあるということも、一開業医として非常に有難く感謝すべきことです。

特に消化器内視鏡の分野は肉眼的に見て判断することが多く、見えたものが異常かどうか判断できなければ(病気を疑うことが出来なければ)診断もつけることが出来ず、結果として治療もできません。

よって(当たり前ですが)検査で見えた病気を知っているということが非常に大切になります。

 

本当に多くの方にお世話になりご指導頂きながら日々の診療ができていると思います。支えて頂いている方々に感謝の気持ちを忘れずに日常の仕事に対峙していきたいと考えます。

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