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大腸早期腫瘍性病変の診断と治療についての講演に参加してきました。

[2018.09.28]

院長の松岡です。

 

普段お世話になっている関連病院でweb講演会があり、とても興味深い内容であったので参加してきました。

2部構成で、第1部は国立がん研究センター中央病院の内視鏡センターの先生による診断について。第2部は自治医科大学消化器内科の先生による治療についての講演内容でした。共に日々の内視鏡診療に役立つ内容でした。

 

特に診断では

大腸内視鏡検査では残念ながら20%ほどの見逃し(adenoma miss rare)がありそれをどのように減らしていくか

出来るだけ正確な診断を行う事で、早期発見し低侵襲治療(内視鏡治療)を行う事が患者さんにとってbestな選択であり、そうするにはどのようなモダリティーを用いるか

 

治療では

内視鏡治療を安全に正確に行うにはどうすべきかを改めて勉強することが出来ました。コールドスネアポリペクトミー、ホットスネアポリペクトミー共に当院では積極的に取り入れていますが、病変に応じて使い分けけることはもちろんのこと、実臨床に即した内視鏡手術時の工夫等も言及がありました。

 

先月から、便潜血陽性の方で大腸カメラを行う20mmを超える病変を認めることが続いています。自覚症状が無いからこそ検診異常を契機に初めて病気があることが分かります。どうせ病気が見つかるのであれば、内視鏡治療可能な状態で発見できることが重要と考えます。心配な方はお気軽にご相談下さい。

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