大腸偽メラノーシス症(下剤長期内服、便秘) 年末年始の1枚③230104 [2023.01.04] アントラキニン系の大腸刺激性下剤(アロエ、センナ、大黄など)の長期内服により、大腸粘膜が黒く色調変化を起こすことがあります(これまでの内視鏡画像と比較してみて下さい)。メラニン色素の沈着ではないためメラノーシスではなく「偽メラノーシス」と言います。下剤の中止により色素沈着は改善すると言われており、慢性便秘症ガイドライン2021に沿った治療が推奨されます。 女性 #.大腸偽メラノーシス 左、中:遠景観察、 右:NBI拡大観察 前の記事へ次の記事へ