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内視鏡検査の取り組み①

[2018.01.14]

院長の松岡です。

大雪の中、皆様に当院を利用して頂き本当に有難く思っております。スタッフ一同、日々の診療に真摯に対応できるよう日々努力して参ります。内視鏡検査を受けて頂いた方全員に検査後アンケートを頂き、ホームページの内視鏡検査<患者様の声>に皆様から頂いた内容を公開させていただいております。

 

先週は胃カメラ検査19件、大腸カメラ検査14件施行致しました。検診・健診異常、有症状、様々な方に検査をさせて頂き、潰瘍病変、炎症性腸疾患病変、感染性腸疾患、良性腫瘍性病変、早期がん病変等が見つかりそれぞれに適切な対応を致しております。病変によっては関連している総合病変へご紹介させていただきより詳しい検査(精査)の上、より良い治療を選択いただく方針をとっております。

土曜日の大腸カメラ検査は40歳代の女性の方ばかりの検査でしたが全員に内視鏡治療を要する病変が見つかり、全て内視鏡手術で対応をさせて頂きました。放置すれば癌化する病変(腺腫)であったため、早期発見・早期治療の大切さを実感すると同時に、便潜血陽性での大腸内視鏡検査の重要性を再認識致しました(もちろんですが、切除病変は全て専門の病理検査機関に提出して顕微鏡検査を行い、当院での肉眼的診断(カメラによる見た目の診断)と比較検討した上で最終診断を出しております)。

 

当院では、①出来るだけ辛くない・②安全な・③検査時病変発見率(detection rate)を出来るだけ上げるよう 様々な工夫・試みを行っております。昨年のブログでも書かせていただいたように、ポリープ切除術を行って一度綺麗な大腸になった方(クリーンコロン)で、1年後の大腸カメラ検査で新に大腸ポリープ(腺腫)が見つかる率は35%ほどと言われています。辛くない内視鏡検査を定期的に受けて頂くことにより、食道がん・胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療に繋がればと願っております。

今後もより一層皆様に内視鏡医療の知識と技術をご提案・ご提供できますよう、スタッフ一同精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

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