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今週の診療230115~ 腸管の歩き型の獲得にむけて

[2023.01.17]

院長の松岡です。

2023年に入り7日目の診療を終えました。1月も後半戦です、早いです。

すでに消化器癌の診断や加療に至った症例が6例出ており、スタッフともども驚いています。

学習純度を高める

早速内視鏡診療に纏わる院内勉強会を開きスタッフの理解を深めました。まずは正常(腸管の解剖、生理学)を理解するところから始まります。そして治療関連(内視鏡器材・処置具の理解、トラブルシューティングの方法)が大事であり、要となる異常の理解(病気の診断、さらには治療アプローチなど)を系統的に学ぶ必要があります。やるべきことは山積しており、順々に学びを深めていくしかありません。ただ、ありがたいことに当院のスタッフは消化器内視鏡診療にやりがいをみいだし勤務しているので吸収も早いのではないかと思っています。チームとして学びを深めて「常時、内視鏡診療の提供」を実践してまいります。

同じ道を毎日歩く

絞り込むことで尖らせ、当院の存在意義を自身に問いただし、深化するために「変化を恐れず常に新しいことに挑戦」することが大切ではないかと思います。ここで注意が必要で、必要以上に追い求めると自然の摂理から外れてしまうこともあるようです。目の前の与えられた自分の役目を丁寧に楽しみ、笑顔で仕事に向き合うことが出来れば見えてくるものがあるように思えてなりません。

2023は当院として創業6年目であり、年次改良の概念からいうとアプライドFにあたります。つまり今年は「フルモデルチェンジ前の熟成期の位置づけ」であり、さらに純度を高め、よりよいパフォーマンスを安定供給できる力を備える必要があるということです。毎日同じ道を歩いていますが、歩き方、視線の持ち様、そして日々のメンタルマネージメントなど色々試しながら当院の歩き方(型)の体得を目指し「変わり続けて、結果変わらない」を具現化できれば嬉しいです。

かかりつけ医の先生からのご紹介で来院される方も増えております。皆さんへ丁寧な内視鏡診療の提供はもちろんのこと、診診連携や病診連携も丁寧に行うことで「柔軟でおさまりの良い消化器内視鏡診療の展開」に結びつける事に繋がれば幸いです。

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