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今からの寒い季節は慢性便秘症・便通異常にご注意を。

[2018.12.15]

院長の松岡です。

慢性便秘・便通異常等の訴えで来院される方への対応として慢性便秘のガイドラインに遵守した対応を心がけております。特に寒くなる今からの季節は症状の増悪を認めることが多いです。

当院では70歳以上の方はもちろんですが、意外に思われるかもしれませんが30~50歳代の女性が多いです。多くの方が機能性便秘(便が詰まる閉塞が無く動きが悪い事が原因)ですが、中には見逃してはいけない大腸がんや炎症性腸疾患も見つかっており慎重な対応が必要です。

また、受診されるまで漫然と市販の下剤を内服されていたり・下剤の処方を受けていた方がほとんどですので、当院では内服治療を開始する前にしっかり問診・診察を行い、必要な方に対しては内視鏡検査を行っております。器質的異常(目に見える閉塞や強い炎症等)が主訴の原因ではないことをしっかり確認することが非常に大事です。

当院で行った577人の大腸内視鏡検査のデータでは33%に良性腫瘍(10mm以上の大きさになると24.6%でがん化のポテンシャルを秘めている)を認めています。ですので内視鏡検査を行う際にポリープがあるものと想定して、ポリープがあった際はその場で拡大検査を行い、内視鏡手術すべき病変は全て切るを信条に診療を行っています。

 

消化器診療・内視鏡診療に精通したスタッフがしっかり対応致しますので、恥ずかしがらずにお気軽にご相談下さい。

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