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院長ブログ

性能を維持するための儀式(2021.02.10更新)

院長の松岡です。

先日大変貴重な体験をしてきました。ある自動車の駆動系のオーバーホールの現場を見学させて頂きました。修理に入る前にギアボックス、クラッチ、デフなどが現状でどんな状態で使用されていたか確認する作業から始まります。まずはオイルを抜いてオイルからギアの状態を想像します。そしてその後全てバラバラに分解し目視で細かい点検作業に入っていきます。ケースの確認、ギアの確認等々、本当に全てバラバラにして洗浄して確認してを徹底的に繰り返していきます。さらに特殊な薬剤を塗布し一見見えない金属疲労を視覚化していきます。基本は新品交換のようですが、モノによっては再使用する部品もあり、交換部品を見極め、クリアランスも考慮し組み直し工程に入ります。1つ1つは一見単純作業のように見えますがどの作業をどの順番で行うか、どのラインまでを再利用するか等、瞬間瞬間での判断の連続・気の抜けない時間が続きます。まさしく匠の技です。

上記の作業を淡々とされており、それが日々日常、これぞ職人。私は時間を忘れ、固唾を飲んでずっと作業を拝見していました。モータースポーツで勝つためには一切の妥協は許されないという現場を垣間見ることが出来ました。このクオリティーの仕事が日常であれば(素人の私が見ても)、車を預けるお客さんも納得と思いました。

ところで我々が使用しているOLYMPUS社製内視鏡。(人体に挿入する器材であり上記と比較することは困難であり、比較する必要もないと思いますが)当院の内視鏡も、もちろん定期的にメンテナンスをして頂いています。今回の体験を経て、さてどの精度で品質管理がされているか興味が湧いてきました。コロナが終息した後、許されるのであればぜひ内視鏡製造工場の見学に行ってみたいものです。

 

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