S状結腸腺腫(血便、Ⅱc微小病変) 2024夏の1枚240813⑦ [2024.08.13] 数回の血便を主訴に今回、初めての大腸内視鏡検査目的に受診された方。S状結腸に5mm大の0-Ⅱc病変を認めました。NBI観察で陥凹面に一致してJNET2Aであり、一部Ⅲs型pit様を疑い、腺腫と判断し内視鏡治療を行いました。病理結果は腺腫(治癒切除)でした。オリンパス内視鏡システムの恩恵です。微小病変ですが、確実に治療適応病変の描出、治療が安定して行えます。まずは検査を行うことがとても大切です。 50歳代 男性 便潜血陽性 #.S状結腸腺腫 0-Ⅱc 微小病変 左:NBI観察、 中:NBI弱拡大観察、 右:クリッピング後 前の記事へ次の記事へ