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進行大腸2重癌(人生初の大腸検査、便潜血陽性) 今週の1枚260429

[2026.04.29]

便潜血陽性をきっかけに発見された大腸2重癌の症例

便潜血陽性によりご紹介いただいた患者様の検査結果について解説します。大腸内視鏡検査を行ったところ、右半結腸に同時性異所性に発症した2病変(2重癌)が認められました。

患者様情報と診断内容

年齢・性別 70歳代 女性
主な症状 便潜血陽性
最終診断 大腸二重癌(回盲部、上行結腸)

各病変の詳細と検査所見

精密な内視鏡観察により、以下の2箇所の病変を確認しました。

病変1(回盲部) 30mmの2型腫瘍であり、進行癌と診断しました。
病変2(上行結腸) 20mmの0-IIa+IIc病変。送気や脱気による形態変化が乏しくcT1b病変と診断しました

術前診断と高度医療機関への連携

病変2については、M-NBI観察においてJNET分類Type3の所見が得られました。これにより、粘膜下層へ深く浸潤しているcT1b(外科治療適応)と術前診断致しました。診断後、速やかにお世話になっている総合病院様へご紹介させていただきました。

以下は、WLI(通常光)による観察画像です。

左、中:病変1、 右:病変2

40歳を過ぎたら人生初の大腸カメラ検査を

40歳以上の方や便潜血陽性を指摘された方にとって、初めて受ける大腸内視鏡検査は今後の健康を左右する非常に大切なものです。当院では前処置を含め、全体を通して丁寧な検査を心がけております。

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