胃潰瘍、B型胃炎(胃痛、嘔気) 今週の1枚240911 [2024.09.11] 胃痛、嘔気が改善せず、救急外来を受診されたのち当院来院となった方。 胃角小弯に古典的なA2stage潰瘍を認めます。背景胃粘膜は木村竹本分類0-3萎縮、白濁粘液sticky mucus、黄色腫xanthoma、びまん性発赤diffuse rednessを認め、所謂B型胃炎を呈しています。ピロリ菌現感染を確認でき、1次除菌開始いたしました。 「胃炎の京都分類」に基づいてヘリコバクターピロリ感染胃炎の診断を系統的に行うことが極めて大切です。 70歳代 女性 心窩部痛、嘔気 #.胃潰瘍A2stage、 #.慢性萎縮性胃炎0-3 左、中:WLI観察、右:AIM散布観察 前の記事へ次の記事へ