痔核があり、最近血便の訴えで受診された方。大腸内視鏡検査で直腸に病変周囲にwhite spot signを伴う隆起性病変を認めます。NBI観察で概ねJNET2A病変。内視鏡治療を行い病理結果は腺腫(治癒切除)でした。他に2病変、合計3病変を内視鏡治療致しました。痔核があっても大腸内を確認することが大切です。
50歳代 男性 便潜血陽性
#.直腸腺腫 Ra tubulovillous adenoma
左上:WLI遠景観察、 右上:NBI近接観察、 左下:NBI弱拡大観察、 右下:クリッピング縫縮後