潰瘍性大腸炎の病診連携研究会に参加しました
[2018.08.03]
院長の松岡です。
昨日、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎)の医療連携を考える会に参加してきました。
富山県立中央病院内視鏡室で10年お世話になっている先生の講演の前座として、
僭越ながら開業医の立場としてお話させて頂きました。
講演後の懇親会では普段お世話になっている消化器内科の諸先輩先生方・いつも診診連携させてていただいている先生方と大変有意義な時間を過ごすことができ、本当にありがとうございました。
現在日本では潰瘍性大腸炎患者さんは20万人と言われています。
若い方が多いと言われていますが、10歳~70歳と幅広い患者さん層があります。
①まずは、血便・下痢・腹痛等の症状がある方をしっかり大腸検査を行い潰瘍性大腸炎の拾い上げ
②次に、潰瘍性大腸炎の診断がついた方の継続した外来通院
③そして、潰瘍性大腸炎関連癌のリスクがある方のサーベイランス内視鏡(定期的な内視鏡検査)
が大切になります。
当院は積極的に内視鏡検査を行うとともに、総合病院の消化器内視鏡専門医の先生方と病診連携を通じて密なコミュニケーションをとりながら検査・治療方針・治療を行います。
血便、腹痛、慢性下痢、体重減少等でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。