横行結腸腫瘍LST-NG(PD)(便潜血陽性) 2024夏の1枚240811⑤
[2024.08.11]
数年ぶりの大腸検査でした。中部横行結腸に15mm大のLST-NG(PD)病変を認めます。NBI弱拡大観察では概ねJNET2Aですが、送気にて病変中心部の陥凹が目立ち、色素内視鏡でwash outされ発赤強調されます。cTisを疑い大腸ESD適応病変と考え、お世話になっている内視鏡スペシャリストの先生にコンサルトさせて頂きました。上記病変以外に大腸腺腫病変を2病変内視鏡治療させて頂きました。
遠景観察(森をみる)、近接観察(木を見る)、拡大観察(葉脈を見る)。基本となる「体系的で適切な内視鏡観察」を日々心がけております。
60歳代 男性 便潜血陽性
#.横行結腸腫瘍 LST-NG(PD)
左:WLI観察、 右:NBI観察