早期S状結腸癌(便潜血陽性、腹満) 今週の1枚240209 [2024.02.09] 便潜血陽性にて他院様からご紹介となった方。大腸内視鏡検査でNBI観察では概ねJNET2Aですが、遠景観察では病変頂部の表面は不整、病変根部にwhite spot signを認めます。cTisと術前診断し内視鏡治療を行いました。病理結果はpTis(治癒切除)であり、術前診断に矛盾ありませんでした。他に数病変内視鏡治療を行い検査を終了しております。 70歳代 男性 便潜血陽性 #.早期直腸癌 pTis 左上:WLI遠景観察、 右上:NBI弱拡大観察、 左下:WLI遠景観察、 右下:クリッピング縫縮後 前の記事へ次の記事へ