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S状結腸管状腺腫(止血に難渋時にはRDI、0-Ⅰsp) 今週の1枚251112

[2025.11.12]

便潜血陽性を主訴に受診された方。人生初回の大腸内視鏡検査では遠位S状結腸に15mmⅠsp病変を認めました。背景に憩室が散在し腸管硬化傾向が比較的強い腸管です。WLI/RDImode3観察では病変茎は太く、頂部は発赤・緊満感あります。NBI観察では概ねJNET2A病変でありますが遠景観察からcTisも否定できないと判断致しました。マージンを十分確保し病変切除術を行いましたが切除時に動脈性出血の勢いが強く、止血に難渋を極めました。RDImode1を用いて何とか出血点を同定、1本目のクリップを打ち込むことに成功し完全縫縮にこぎつけました。病理結果は高異型度管状腺腫、治癒切除でした。上記以外に2病変病変、合計3病変の内視鏡治療となりました。安全に大腸カメラ検査を行うことが大切です。

 

安定した治療内視鏡には適切なIEEが欠かせません。今後も大腸癌の早期発見・早期治療に向け内視鏡チームとしての技術力を高めてまいります。

 

50歳代 男性 便潜血陽性

#1.多発性大腸管状腺腫 #2.大腸憩室症

左上:遠景観察RDImode3、 右上:弱拡大NBI観察 

左下:スネアリング中、  右下:クリッピング縫縮後RDImode1

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