メニュー

早期回盲部癌(排便時血便) 今週の1枚260909

[2026.09.09]

排便時の血便を主訴に受診され、大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)によって早期回盲部癌が発見された症例です。十分なマージンを確保して内視鏡治療を行い、治癒切除することができました。

症例の基本情報

患者情報 70歳代 女性
主訴 排便時血便
診断名 早期回盲部癌(pTis)
実施治療 大腸内視鏡的切除術(合計5病変)

大腸内視鏡検査による病変の観察所見

大腸カメラ検査にて、虫垂開口部の近傍にNBI観察で0-Ⅰs+Ⅱc病変を認めました。

隆起部(Ⅰs部)はJNET分類でJNET2Aの所見でしたが、中心の陥凹局面においては一部JNET2B様(Ⅲs pit相当)の病変を認め、早期癌が疑われる状態でした。

内視鏡治療の経過と病理検査結果

病変の周囲に十分な切除マージンを確保した上で、安全に内視鏡的切除術を施行しました。切除後はクリップを用い後出血予防目的に縫縮を行っています。

病理組織検査の結果はpTisであり、完全な治癒切除であることが確認されました。なお、今回の治療では同病変のほかに4病変を認め、合計5病変の大腸内視鏡治療を同時に行っています。

内視鏡検査・治療時の画像

NBI通常観察 NBI拡大観察
NBI弱拡大観察 クリッピング縫縮後

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

AIチャットに質問