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今週の診療251012~ 内視鏡パラダイムシフト

[2025.10.16]

院長の松岡です。

あっという間に10月も後半です。

何を取り、何を捨てるか

これだけ大腸癌(結腸癌、直腸癌)が増加し、大腸内視鏡検査の要望が増えている時代です。出来るだけ精度の高い検査を提供することが当院の役割だと考えております。他業種も同様ではないかと思いますが、消化器内視鏡業界も検査に役立つであろう画期的な商品が日進月歩で開発され、どんどん発表されています。ただ重要なことは「どのアイテムを用いることが正解か」を見つけ出すことではないでしょうか。全ては施行医の判断に委ねられています。「当院の最適解」を常時考え、消化器内視鏡の分野で少しでも社会貢献できればと思います。

ENDOCUFF VISION

腸管へ挿入するスコープの先端に死角をなくすギミックのことです(写真のファイバースコープの先端に装置しています)。endocuff visionを搭載することでこれまで腸管の襞の死角となっていた部位を物理的に広げ、観察精度を上げるアタッチメントです。学会や研究会で以前から見聞きしていましたが当院でも実働開始致しました。

内視鏡AI

これは以前から導入を検討しており、現在デモ運転を行っております。どの分野もそうですがhuman VS AIではなくhuman with AIといったvisionをもって仕事をすることが大切です。パターン認識で正常/異常・癌/非癌を判断する人工知能の能力はdeep learningにより以前と比較して各段に力をつけています。ヒトであれば能力にピークのムラがあるのが当たり前ですが、AIはもちろん常にフルスロットルであり常時ピークパフォーマンスを発揮し続けます。ただ、どの内視鏡器材、どのスコープ、どの設定(IEE)、どの挿入法、どの処置具を選択するかで最新デバイスの恩恵割合は変わってくるのではないかと思います。誰と組んで、どこに向かうか。つまるところ「何をしたいか、どこに行きたいか」が分からなければ次の一手を打ち切れないということです。組み合わせ、相性なども考慮し総合的判断が求められる訳です。正しい消化器内視鏡診療を提供できるよう、当院に適した最適解を探し出したいと思っています。

最良の番手を出せるよう、日々の内視鏡診療を1症例1症例丁寧に担当させていただきます。

 

電気grooveさんの「虹」はいつ聞いても心を穏やかにしてくれます。

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