今週の診療220619~
[2022.06.22]
院長の松岡です。
今週は気温・湿度が上がり本当に過ごしにくい北陸の夏となっています。
夏の対策を
成人の体内の水分量は60%。発汗量が増えると、水分ばかりではなく塩分も体内からなくなっていきます。よって一般的には血液浸透圧を考えて脱水補正することが大切です(この辺りの問題については血圧や腎疾患などで加療中の方は主治医の先生にご相談下さい)。簡単に熱中症・脱水症を起こす時期ですので十分な注意と対策が必要です。さらに胃腸の感染症が重なると、嘔吐下痢が加わるわけでますます脱水症状が助長されます。よって、この時期の食中毒にもご注意下さい。
内視鏡検査の枠
胃カメラ検査は例年よりやや増でありますが当日枠も設けていますので、胸焼け、胃痛、黒色便の方はあきらめずにご相談下さい。今週は古典的な胃潰瘍・十二指腸潰瘍の診断が多くなっています。出来ることは可能な限り対応して参ります。大腸カメラ検査は比較的余裕があります。便潜血陽性、大腸ポリープ術後、大腸癌術後で下部消化管検査をご希望の方はお気軽にご相談下さい。