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横行結腸腫瘍LST-NG(FE)(便潜血陽性、まるで忍者) 2025春の1枚250428⑤

[2025.04.28]

人生で2回目の大腸内視鏡検査目的に受診された方。今回は便潜血陽性での来院。右半横行結腸に20mm四方のLST-NG(FE)病変(0-Ⅱa)を認めます。NBI拡大観察では表面構造は概ねJNET2A、インジゴカルミン散布にて病変の境界は明瞭となります。WLI観察ではまるで忍者やカメレオンの如く、一見するとどこに病変があるか診断に苦慮します。cTisを疑い大腸ESD適応も考えて、いつもお世話になっている大腸内視鏡治療エキスパートの先生にコンサルトさせて頂きました。

「病気は発見できなければ診断はできませんし、もちろん治療へも繋げることができません」今後も適切な大腸カメラ検査・胃カメラ検査を心がけることで、早期発見・早期治療に結びつけてまいります。

<大腸がん検診(便潜血)での異常>

 

40歳代 女性 便潜血陽性

#.横行結腸腫瘍 LST-NG(FE)

左:WLI観察、 中:色素散布観察、 右:NBI弱拡大観察 

 

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