上行結腸腺腫(便潜血陽性、比較的大きなⅠp病変) 2026冬の1枚260105③
[2026.01.05]
便潜血陽性にて来院された方。人生初めての大腸カメラ検査です。上行結腸(バウヒン弁の1襞肛門側)に15mm大の0-Ⅰp病変を認めました。拡大NBI観察で病変はJNET2Aですが、遠景観察では病変の頂部の発赤が強く、cTisも考慮し頸部のマージンを十分に取り内視鏡的一括切除を行いました。切除断端に比較的太い血管を2本認めましたがRDImode1で最小限の出血にとどめ、切除面を完全縫縮し検査を終えました。病理結果は高異型度管状腺腫、治癒切除でした。後出血なく大腸内視鏡的治療を行うことができました。
便潜血陽性40歳を過ぎたら大腸内視鏡検査は大切です。
大腸内視鏡検査の症例
患者情報
| 年齢 | 30歳代 |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
病変情報
| 診断 | 上行結腸管状腺腫 |
|---|---|
| サイズ | 15mm |
| 形態 | 0-Ⅰp |
内視鏡画像
左:WLI観察、 中:NBI弱拡大観察、 右:クリッピング縫縮後
