上行結腸腫瘍LST-G(M)(便潜血陽性、) 2025春の1枚⑦250430
[2025.04.30]
便潜血陽性から発見された上行結腸の疑いのある病変
今回、便潜血陽性を認め、人生で初めての大腸内視鏡検査を目的に来院された方です。上行結腸、バウヒン弁と同側肛門側に30mm大のLST-G(M)病変(0-Ⅱa+Ⅰs)を認めます。NBI拡大観察では表面構造は概ねJNET2Aですが、遠景観察像からcTisを疑います。一括切除を考慮し大腸ESD適応病変であり、いつもお世話になっている大腸内視鏡治療エキスパートの先生にコンサルト致しました。上記以外の2病変はトラブルなく内視鏡治療させて頂き、病理結果は腺腫でした。
「やはり、人生初の便潜血検査は大腸カメラ検査での精査が大切です」
患者情報
- 70歳代 女性
- 便潜血陽性
疑われる病変
- 上行結腸癌 疑い cTis
内視鏡画像
左上:WLI観察、 右上:非拡大NBI観察、 左下、右下:NBI拡大観察
