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上行結腸腺腫(NBI+TXIモードに触れる①) 今週の1枚260304

[2026.03.04]

便潜血陽性にて大腸内視鏡検査を行った方です。上行結腸に5mm大0-Ⅱa病変を認めました。拡大NBI観察では一部JNET2A、内視鏡的一括切除を施行し、病理結果は治癒切除でした。トラブルなく大腸カメラ検査を終えることができました。

NBI+TXIを使用して

内視鏡診断では、WLIを用いて形態学に基づいた存在診断を行い、そのままIEE(NBI、TXI、RDI等)を用いた質的診断に入ります。もちろんEVIS X1 endoscopy systemの第3世代NBI単独のモダリティでも十分に粘膜模様・血管パターンを描出でき、JNET分類を用いた診断に至ることができます。しかしながらTXIを融合させること(NBI+TXI)でよりコントラストが際立ち、内視鏡医の観察行動にブレがなくなる上乗せ効果が期待できます。色調強調と明るさ補正を加味した構造強調はTXIのみで用いるより、NBI観察下でより力を発揮してくれることが理解できました。これまで出したNBI、TXI単独の番手を考慮してNBI+TXIの最良の番手を見つけていきたいと思っています。

NBI+TXIモードについて

ADR(腫瘍発見率)向上に向けて

症例の概要

  • 40歳代
  • 男性
  • 便潜血陽性

病変について

  • 部位:上行結腸
  • 形態:0-Ⅱa  5mm
  • 組織型:管状腺腫

内視鏡画像

左:WLI観察、 右:NBI観察、 左:NBI+TXI観察

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