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上行結腸管状腺腫(下剤服用による偽メラノーシス変化、渋り腹) 今週の1枚260722

[2026.07.22]

大腸内視鏡検査による上行結腸管状腺腫の診断と切除

年齢・性別 40歳代 女性
主な症状 慢性的な便秘、今年に入り増加した渋り腹(しぶりばら)
診断名 上行結腸管状腺腫

下剤の長期服用による偽メラノーシスと病変の発見

慢性的な便秘に悩まれ、今年に入ってから渋り腹の症状が増えたことで受診された患者様です。大腸内視鏡検査の結果、結腸全体に下剤の長期内服の影響による偽メラノーシス性変化が認められました。

さらに詳しく観察を進めたところ、上行結腸に10mm大の0-Ⅰs病変を発見しました。

拡大NBI観察による精密診断と治療

発見された病変に対して、特殊光を用いた拡大NBI観察を行ったところ、JNET分類2Aと診断しました。

良性の腺腫性病変を念頭に置き、日帰りでの内視鏡的切除を実施いたしました。摘出した組織の病理結果も、術前の診断と矛盾しない結果となりました。

症例画像

左上は通常のNBI観察、右上は精密な弱拡大NBI観察の様子です。左下はスネアリングによる切除直後、右下はクリップを用いて傷口を縫縮した後の状態を示しています。

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